秋田県鳥海町 手代林道にて

福島・山形・秋田…帰省ついでの東北林道巡り(その3)

一昨年は時間制約のため途中で引き返し、昨年は工事による通行止で引き返しを余儀なくされた、東北屈指の30kmロングダートを誇る奥山・手代林道。3年越しのトライでようやく全線走行することが出来ました。
林道を出た後はそのまま鳥海山のふもとを周回する形で、帰りには素晴らしい景観で知られる鳥海ブルーラインを経由。そちらで撮影した写真も併せてご紹介します。

51)山形県八幡町の最も山寄りに位置する升田集落に、奥山林道の起点があります。実は雨の影響で通行不能との情報もあったのですが、現地には真新しい轍も残っており、まずは走ってみることに。
52)進入してしばらくは針葉樹林帯をぬって走ります。
53)朝6時前ということで、林の中はまだ暗い印象。さらには前夜〜未明にかけて降った雨の影響か、ガスも出てきています。
54)この林道には途中幾つかの分岐がありますが、山形県側でもっとも気になる(?)分岐がここ。右は大八重林道という名称のピストン林道です。
55)日向川(にっこうがわ)を渡る橋。この川は下流では遊佐町と酒田市との境を流れ、そのまま日本海に出ます。
56)同橋から渓流をのぞみます。
57)ここが昨年夏工事をしていた箇所。ごらんのとおり崖下が補強されています。いよいよここからは新たに踏み出すルートです。
58)左写真からまもなく峠にさしかかります。黒瀬支線終点と書かれた道標(ん?本線はどこよ?疑問が残る…)。この先県境を越え秋田県側では「手代林道」と名称を変えます。
59)峠は比較的平坦な地形で、景観はあまり開けません。相変わらずガスが立ち込めています。
60)県境の道標。「ようやくここまで来れた」と、ちょっと感動(笑)
61)山形県側の奥山林道はだいぶ荒れた箇所も少なくありませんでしたが、秋田県側手代林道は極上のフラットダートといった印象です。
62)ガスで見えにくいですが、途中の橋から見える小さな滝。
※追記、「小松滝」という名称だそうです。
63)いきなり広い駐車場に差し掛かりました。鳥海山登山口のひとつ百宅口。ここには隣接して「大清水園地」というキャンプ場もあります。
64)少々高度を落としてきたところで、ようやくガスから出て、逆にこれまで視界を覆っていたガスを雲として見上げられるように。
65)こちらはやや大きな橋で林道の名(=沢の名)を冠した手代橋。
66)まもなく手代林道の道標を横目にしますが、ダートはまだまだ続きます。
67)雲が切れて晴れ間がのぞいてきました。この林道の中で一応、いちばん気に入った写真がこれ(笑)
68)ということで、30kmにも及ぶロングダートのようやく終点です。
69)手代林道終点から10分程度走ったところにある、日本百名瀑のひとつ、法体の滝。
70)左の写真は、この写真に見える吊橋の向こう、山の上にある展望台からの撮影です。そこまでは徒歩、そしてここでも息が・・・(恥)
71)法体の滝から、全線二車線舗装の鳥海林道を走行中、ようやく雲が晴れて鳥海が顔をのぞかせました。この位置からだと「出羽富士」と呼ばれるのもわかります。山肌にはあちこち雪渓が見られます。
72)鳥海ブルーラインの五合目、標高1000メートルを越える鉾立展望台の駐車場。ちょっとまたガスが出ていますが天気は晴天。さて、以後4枚は全て大判サイズの写真でご紹介します。
73)同展望台から、山形県側の日本海を見下ろします。写真右中央の雲は、ほとんどこちらの目の高さと一緒の位置に漂っています。
74)落差300メートルは優に超えるという大絶壁。雲の間から、大規模な土砂崩れの跡も見られます。右手奥が鳥海山頂。
75)山頂部分のアップ。よく見ると、歩いている登山客が確認できます。
76)ブルーラインを走った後、遊佐に帰ってきてから「いつもの見慣れた」鳥海を田んぼの真ん中で撮影。「ほ」にとっては、幼い頃から鳥海山と言えばこの姿です。
往路で走りつないだ数々の林道、ようやく全線走れた奥山・手代林道と共に、鳥海山の自然を満喫。今回のツーリングもまた充実度に満ちたものでした。